介護保険って聞いたことはもちろんあると思いますが、詳しく内容を知る人は殆どいないでしょう。親を介護するようになって初めて詳しい内容を知ったと言う方も多い事でしょう。
なぜ介護保険制度が成立したかと言うと、我が国は世界でも類を見ない速さで高齢化が進み、寝たきりや認知症などにより介護を必要とする高齢者が急増しているにもかかわらず核家族化が進み、介護問題をより深刻化させる一因となっています。
そこでこれらを踏まえ、社会全体で介護を必要としている者を支えて行きましょうと言う新しい仕組みとして介護保険制度が創設されました。介護保険法は、平成9年に昭和36年の国民皆保険(全ての国民が健康保険証を持てるようになった)以来の新しい社会保険制度として公布され、そして可決してから3年たった平成12年4月1日に施行されたのです。
介護保険の被保険者(介護保険料を支払っている者)は40才以上の者をいいます。これは40才以上になると初老期認知症や脳卒中の発生率が高くなることと、自らの親も介護を要する状態になる可能性が高く、介護保険制度を利用することにより、家族の介護負担を軽くする事ができるからです。
これら40才以上、65才未満の医療保険加入者を第2号被保険者といい保険料は医療保険料として徴収されます。これに対し65才以上の者を第1号被保険者といい、保険料は市町村が徴収し年金額一定以上は年金から天引きされます。
このように自分が被保険者であっても現状を知らずに保険料だけ支払ってると言う方が殆どではないでしょうか。